指揮官がジャン・クルードの欠場を明言。 誰が出場し、どのようにして穴を埋めるのか [J6節 G大阪戦プレビュー]
一戦必勝を期すガンバ戦
チームの雰囲気は上々だ。
メディアに向けて冒頭15分のみ公開された前日練習。ウォーミングアップのボール回しにスティーブ・ホーランド監督が参戦した。軽やかな足取りでボールを追いかけ、和気あいあいとした雰囲気作りに一役買った。「特別に教えるが僕はスタメンじゃない」とリップサービスする余裕ぶりで、終始和やかな表情を見せていた。
マリノスはここまでリーグ戦で3分1敗と未勝利。苦しんでいるように見えなくもない。一方、ACLEではファイナルラウンドの準々決勝進出を決めている。直近だとラウンド16で上海海港に2連勝。指揮官の「今のグループで良い雰囲気のままいける」という手ごたえをリーグ戦初勝利につなげたい。
調子を上げてきた攻撃陣は心強い。上海上港との2ndレグではアンデルソン・ロペスが2得点、遠野大弥とヤン・マテウスが1得点ずつ挙げた。ゴールこそなかったが植中朝日の貢献度も高く、欠かせない存在になりつつある。さらにジョーカーとしてエウベルや井上健太が控える。充実の顔ぶれと言っていい。
火曜日の試合から中4日の試合間隔に不安はなく、明日の一戦が終わると代表ウィークに入るため十分な余裕が生まれる。ペース配分を考えることなく臨める一戦で、一戦必勝を期す戦いになる。
勝敗を左右するボランチの働き
今日の練習ではトーマス・デンや諏訪間幸成も復帰していた。ジェイソン・キニョーネスとサンディ・ウォルシュのセットをわざわざ解体する必要性は低いが、コンディションだけで考えると起用する可能性もゼロではない。
特に松原健が別メニュー調整をつづける右サイドバックは今後もポジション争いの争点になりそう。
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